飲食店経営の未来を広げる、新たな4つの収益モデル
店舗数を増やす以外にも、“広げる力”はある。

❖ 「出店以外にも、成長の道はある。」
飲食店の成長といえば、多店舗展開。
それが王道であり、私たちもその価値を否定することはありません。
しかし今、出店には以前よりも高いリスクが伴い、人手・コスト・地域性など、乗り越えるべき壁も増しています。
だからこそ私たちは、**「リスクを抑えながら、確実に売上を1.5倍、2倍と伸ばす」**という別の選択肢を提案します。
それが、**飲食店の強みを生かした“複数の収益源づくり”**です。
❖ 新たな収益モデルに取り組む意義とは?
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店舗を増やさずとも、売上の上限を突破できる
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顧客との接点を広げ、リピートやファンづくりにつながる
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自店のブランド力・提供価値を再定義できる
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安定した経営基盤を築き、将来の出店・事業展開の選択肢が広がる
ただし、「手間がかかる割に収益が立たない」ものでは意味がありません。
大切なのは、本業とつながり、継続可能で、柱になりうる仕組みに育てること。
その観点で、私たちが提案するのが以下の4つのモデルです。

❶ 通販・宅配ビジネス
商圏を広げ、リアルとデジタルをつなぐ “新たな入口”
店に来るには、距離・時間の制約がある。
でも、宅配・通販なら、その制約を越えてもっと多くの人に“味”を届けられる。
私たちが提案するのは、届けるだけの「デリバリー対応」や、2~30万円の売り上げをオンする通販ではありません。
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店舗の人気メニューをブランド化し、通販サイトで全国へ
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宅配は広告と捉え、新規顧客獲得→店舗への誘導まで一体設計
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店・宅配・通販の顧客情報を一元化し、LTV(顧客生涯価値)を最大化
例えば、宅配で初めて知ったお客様が「この店、行ってみたい」と来店する。
通販で味を知った人が、SNSで発信して認知が拡がる。
点ではなく、線で広がる販路拡大を支援します。
※本気で取り組むなら、専任スタッフ・初期投資約1,000万円が目安。
“片手間では成果が出ない”からこそ、事業としての価値が生まれます。
❷ 飲食店のFC(フランチャイズ)本部構築
自店の「らしさ」を、他店と共有する“共感型モデル”
「まだウチには早い」
そう思っていたオーナー様の多くが、
実はすでに“本部になる要素”を持っています。
FC展開とは、単なる出店の延長ではなく、
「他人資本で展開する」もう一つの成長モデルです。
資金や人材の制約を乗り越え、想いや価値を共に広げていける仕組みとも言えます。
私たちは、安易にFC化を勧めることはしません。
それは他者を巻き込む、責任ある選択だからです。
ですが、
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自店の強みを言語化し、
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業務や接客を仕組み化し、
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ブランドを磨いていくプロセスの中で、
「本部としての力」は確実に育っていきます。
そして、理念や価値観に共感してくれる加盟者と共に、
地域に根ざした展開が実現できたとき、
オーナー自身の働き方・人生にも新たな選択肢が生まれます。
私たちは、“らしさ”を活かしながら、無理のないFC化の道筋をともに描いていきます。
※別のページでこのFC化についてはもう少し詳しく説明しています。
❸ 飲食店オーナーによる飲食店コンサル事業
「現場経験×経営知識」で、次のキャリアと収益をつくる
「飲食店のことは飲食店オーナーがいちばんよく分かっている」
──これは現場に携わる私たちだからこそ言える真実です。
実は、飲食店オーナーこそが、最も信頼される飲食コンサルタントになれる存在です。
そして、あなたのその経験には、想像以上の価値があります。
❖ 飲食店コンサル事業を始める4つのメリット
1)人に教えることで、自店のレベルが劇的に上がる
他の店舗に伝えるためには、自分の経営や現場を言語化し、体系化する力が自然と身につきます。
これは、そのまま自店のマネジメント力向上にも直結します。
2)地域コミュニティの「情報拠点」になれる
コンサルとして、地域の飲食店オーナーとつながる中で、自店が情報発信・相談のハブになります。
自然と「頼られる存在」になり、他のビジネス展開にもプラスに。
3) 採用にも好影響。発信力が人を惹きつける
「コンサル事業をやっているお店」という発信は、求職者にとっても魅力的です。
特に若い世代や成長志向の高い人材が集まりやすくなります。
コンサルの実務を支えるアルバイトが、自店の現場を体験することで、双方に好循環が生まれます。
4)ノウハウはゼロから用意しなくていい
あなたの“経験”に、体系化された“知識”が加われば、コンサルタントとしてすぐに始動できます。
当社代表・上田も関わっている「これからの時代の飲食店マネジメント協会」のコンテンツ(動画・テキスト1000本以上)を活用し、
・教育
・採用
・集客
・数値管理 など
幅広いテーマを専門性高く、再現性ある形で指導可能になります。
❖ 本業とシナジーを生む「もう一つの柱」に
このコンサル事業は「本業との相乗効果を生む“第二の事業柱”」として育てていくことができます。
店舗数を無理に増やさなくても、人と知識の“循環”が収益になり、地域の飲食業界に貢献しながら、自分自身の自由度も高まっていく。そんな姿をイメージされてみてはいかがでしょうか。
❹LINEでファンを集めて、非飲食の収益もつくる
「来てくれる」関係性を、「共感してくれる」関係性に
飲食店には、他業種にはない強みがあります。
それは──
「何度も来店する」「気軽に会える」「世界観を感じてもらえる」場所だということ。
だからこそ、ただのクーポン配信ではもったいない。
“共感するファン”をLINEで集めて、世界観に合った商材を販売するという、
新たな取り組みも可能です。
例:
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自家製の調味料や雑貨
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コンセプトに合ったコーヒー豆、アート、工芸品
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地域のこだわり商品とのコラボ販売 など
💡 ポイントは、“売れるモノ”ではなく、“ブランドと一貫したモノ”を売ること。
そこがブレれば、店の魅力が損なわれてしまいます。
リスクはありますが、**うまくいけば「ファンを育てるビジネス」**として、
強い繰り返し購入や口コミ効果を生むことができます。
❖ まずは、どれが自店に合うか?を一緒に考えてみませんか?
4つの収益モデルを、今すぐ始める必要はありません。あるいは第5,第6の道もあるかもしれません。もちろん今の業態の店舗数を増やすことが王道です。ただ、「今の延長に未来が見えない」と感じているなら、
“店舗を増やす以外の道”を、一緒に探ることには意味があります。