
私達が大切にしている事は“クライアントに気持ちよく仕事をしていただく事”です。
これはただの“YESマン“になる事ではなく、
“クライアントが進みたい方向の障害物を整理し、その対策を授ける”
事前にその作業私が行い、説明しておく事で、クライアントは安心して
前進できることを指します。
逆に私が進むべき道を示し、クライアント様が付き従うという形は取りません。
進むべき道を徹底的に議論し、最終的にクライアント様が納得してもらう事で、
その推進力が最大になるからです。
企業の成長時、衰退時は様々な問題が発生します。
如何なる企業の状態においても、現状に合わせた支援を行えるように
しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。


これはコンサルティングで最も依頼が多く、
最も難易度の高い業務になります。
なぜなら3年間で70%のお店が撤退する
と言われているからです。
一般的に新規事業として飲食事業を開始する場合、
- 1はじめての飲食事業(法人、個人問わず)
- 2経験ありで別業態(既存店の業態転換や他業態参入)
の2パターンが多いと思います。
どちらにせよ“新規事業”なのですが、成功する確率はあまり変わりません。
むしろ大成功する可能性は初めての方の方が多いように思えます。なぜなら
●未経験で既成概念がないため、自由な発想で創作意欲を活用できる。
●素直に他人の意見を受け入れ、行動に移せる (ダメな人の意見を鵜呑みにすると逆効果ですが…)
●業態、出店立地の選択なども含め十分なリサーチの上で勝負できる
といったことではないかと思います。
実際に多くの外食チェーン企業も第二、第三の全国チェーンを作る事ができずにいます。
その原因は往々にして“過去の成功事例が邪魔をするから”ではないかと思います。
初めての方は“誠実さ”“勤勉さ”を持って事業創造に臨めれば成功可能性が
大きく上がると思います。
新規事業は“新たな価値の創造”であり、チャレンジですので、
素人が中途半端なノウハウで過去の成功事例をまねても良いものは出来ません。
大切な事は “自分はその業態を通じて何を提供し、どんな価値を発信したいのか?”
という部分であり、そのコンセプトが明確でなければ周囲の店から突出する事もなく、
ただダラダラと営業を重ねていく事になります。
その事業コンセプトを創りこんでいく過程で、過去の成功要因に縛られずに、
異業種のノウハウなども組み合わせながら開業する前からワクワクするような、
その根拠もはっきりとした新規業態を作っていく事が大切と考えています。
また“目標収益を明確にする”事を勧めております。目標利益の多い少ないで善悪の判断をする意味ではありません。10万でも100万でも1億円の収入目標でも何でも結構です。
この新規事業が、収益事業なのか?ボランティア(社会貢献)なのか?はたまた?
寄付(赤字)なのか?こうした事業目的を明確にすることが当面の目標設定として
重要だと思っているからです。当たり前の事を言っているようですが、
意外とみなさん曖昧なのです。
“お金は後からついてくるから、まずは自分のやりたいことを“
などという人もいますが、金銭的に苦しむと様々な判断を正常に行う事が
難しくなります。
とやかく言っている外野は何も苦しみません。事業当事者であるあなたのみが苦しむのです。私は自分も苦しんだ経験からも、金銭的リスクを曖昧にして事業に取り組む危険性は排除した方が良いと考えています。
あくまで自分達が自分達でリスクを負って事業を行う訳ですから、その見返りとして成果がしっかりとでるように。またその成果は曖昧なものではなく出来る限りハッキリとした目標を立て、その目標を達成するために段取りを組んでいく事が大切だと思っています。

新規事業作成に関わる際の基本的な姿勢は
“オーナー様の“提供・表現したい価値“と
”得たい収入“を実現可能にする”ための支援を行う事です。
直営店・フランチャイズオーナーとして、また異業種経験や
コンサルタントして、様々な形で様々な事業に関わってきた
経験からオーナー様の御気持ち(期待・不安など)を
しっかりと理解した上で業務を進めていく事が出来ます。
また、 “出来る限りオーナー(企業の場合は事業責任者)に
考えて考えて考え抜いて頂く“事も大切にしております。
そしてさらには自分で行動していただくようにしています。
他社では丸ごと引き受けるところもありますが、他人に創ってもらった店と
自分で創った店ではその後の改善スピードに大きな差が生じます。
自分で創りあげる過程を経る事で事業継続の可能性が大きく向上します。

新規事業を行う際の主要な業務は以下のようなものがあります。

依頼者側と面談の上で、上記の中で必要とされる部分のみをピックアップして対応が
出来ます。ただし1.のコンセプト作成の部分を行う事で残りの業務がスムーズに
進むため、できれば “こんな事業やりたいんやけどなあ~” という段階でご相談を
頂けると良い成果に繋がりやすい傾向にあります。
その後の状況に応じて2.〜6.のパートで支援が必要な部分のみピックアップし、
コンサルティング支援、及び外部業者紹介などを実施し、全ての業務内容を
抜けもれなくカバーしていきます。


既存事業の改善を行うためにはいくつかのルールがあります。
何よりも現状の課題は何か?を明確にしないといけません。
現状の段階でやるべきことをやれていない場合はその業態の正しい成果は出ていない事になります。何年かして業績が落ちてきたから“業態改善”と仰る方も多いのですが、内情を見ていると開店当初と比べ現場力が落ち、サービスも商品も規定通り出せていないケースが多くあります。
この場合は業態を変えても意味は有りません。
何よりも現場を改善してから、そのうえで必要に応じて業態を
改善するかどうか検討に入る必要があるのです。
また、社長が“もう何年も同じことやってるから飽きた!“ってケースも多いので、
これはこれで丁寧に話を聞いて方向性を決めます(笑)
社長のモチベーションは大切ですから。

本当に改善をする必要があるのか?
改善するとすれば何をすれば良いのか?
といった点を明らかにしていきます。

上記を踏まえ、実際の支援プログラムは下記の手順で進行していきます。
場合によっては何回もこのサイクルが回っていきます。
2. 具体的な行動計画の策定とスケジューリング
事業計画ができたらそれを実行するための詳細設計に移行します。
上記を定めてから進捗管理業務に移ります。
社内で人的にも充足している場合は管理のみで支援業務を実行します。
ただし御社内で不足している部分は外注なども含めて補填していくように支援いたします。
3. 改善行動終了後の改善指導
行動計画を実行した上で、下記の内容を行います。
という業務内容になります。
ここも 1.の業務は単独でも可能ですが、2、3の業務はセットでの業務となります。
まず、コンセプトをしっかりと再設計し、そのコンセプトを出来る限り実現できる
行動を行い、想定通り実行できていない部分の修正を行う事で業態改善業務は終了します。