
- 永続的に成長発展の基盤をつくる。
- 社員が誇りを持って一丸となれる。
- 会社に「ブランド」という資産をもたらす。
「ブランド」は高級店、老舗店のためだけにあるのではありません、普通の居酒屋やダイニングレストラン等どんな店にとっても「ブランド」は必要です。
競合店がたくさんある中で、自店を選んでもらうためには、自分たちがいったい何者であり、お客様から、どういうように見られたいのか(ブランドアイデンティティ)を明確にし、その上で効果的なプロモーションを実施していかねばなりません。
「ブランド」こそが、厳しい経営環境の中においても、価格競争に巻き込まれずお客様に選ばれ続け、成長発展をもたらしてくれる基盤となりうるのです。
またブランド構築に社員・スタッフが一丸となって取り組み過程で、自店に対するロイヤリティが一層高まり、好ましい店舗風土も醸成されます。
そしてさらには、ブランドは資産としての価値をもたらしてくれるのです。
「焼酎ブーム、野菜業態ブーム・・・・」次々と仕掛けられるトレンドを先取り(追随)して、新しい業態を開発する、良い物件が入ったので、その物件に合った業態を考える、といった、生き馬の目を抜くような戦いに、どっぷり浸かることも飲食店経営者として決して間違っているとは言いません。ただ「事業の永続的な成長発展」「安定的な経営基盤の確立」という視点からは、対極に位置しているように思えてなりません。
競合店がたくさんある中からお客様が、店舗を選ぶときに、「論理」よりも「感覚」を優先するのです。
すなわち「何となくよさそう」という感覚で選んで、論理的な理由を後付けして、自らの行動を正当化するのです。
そのような消費行動を取るお客様に来店いただくためには、まずターゲットとするお客様がどのような価値観を持っているのかを明確にし、潜在意識の中で、どのように感じたら自店を選んでいただけるかを探り当てなければなりません。お客様に自店をどのように思っていただきたいか(ブランド・
アイデンティティ)と、お客様にどのように見えているか(ブランドイメージ)をピッタリと一致させるこれをブランドマネージメントといいます。
自店は、社会に対してどんな価値を提供したいのかを明らかにします。
企業理念・事業ビジョンとの一貫性がないブランディングは、うまくいきません。
「お客様のニーズ(潜在ニーズは不満)」、「自店の強みを活かして提供できる サービスの強み」、「競合店の状況」を把握し戦略を立案。
顧客ターゲットを単に、「20代OL」とか「近くのサラリーマン」というように定めるだけでなく「どんな価値観をもった人に、どのようなシーンで、利用していただくのかを」明確にします。
お客様に自店は「どのように思われたいか」を詳細に書き出し、それらのエッセンスを20文字程度の言葉にまとめます。
お客様は「ご来店前」に70%以上、店舗全体(味、接客、店舗内の雰囲気)を予測すると言われています。そのために、プロモーションは、ブランドアイデンティティを正しく伝え、お客様に店舗のイメージを疑似体験していただけるようにすることが重要です。
ご来店時に「ブランド」を感じていただくために、「ご来店からお見送りまでの接客」「メニューブック」「店内の音楽」「店内の装飾」「料理の内容」といった、お客様との接点(コンタクトポイント)に一貫性のあるブランド体験シナリオを考える。
通常は、グルメサイトやSNS、チラシといったプロモーションから手を付けるケースが多いが、 ブランド戦略との一貫性がないプロモーションは、逆効果になる危険性もある。

●4ヶ月間で8回(1回3時間)のプロジェクト実施
&メンバー持ち帰りワーク
●電話やメールによる質問対応
【費用】:60万円(税別)
※ 参加人数、業種によって3ヶ月間45万円(税別)
コースもございます。お問合せ下さい。
全8回のプログラム内容
第1〜2回 | オリエンテーション(ブランディングに取り組む目的の確認)、ブランドの基本についての学習 |
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第3〜4回 | 市場・競合分析、自社の強みを活かして勝ち残るポジションを考える、ブランドステートメントの作成 |
第5〜6回 | ブランドを浸透させるための効果的なプロモーション・ブランド体験シナリオの設計 |
第7回 | 好ましい企業風土醸成を目的とした、表彰制度・人事評価制度骨子策定など |
第8回 | お客様との関係を強化するマーケティング設計、ブランドイメージに合ったコミュニティ作りについて |